「まさかあの二人が親子だったなんて！」
そう驚いた方も多いのではないでしょうか。人気日本料理店「赤坂 おぎ乃」のオーナーシェフである荻野聡士（おぎの さとし）さんと、言わずと知れた個性派俳優・片岡鶴太郎（かたおか つるたろう）さんは、実は実の親子なのです。
今回は、この驚きの事実とともに、あまり知られていないお二人の親子エピソードや、温かい家族の物語に迫ります。
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ミシュラン星を獲得した実力派シェフ・荻野聡士さん
まず、息子である荻野聡士さんについてご紹介しましょう。
1978年生まれの荻野さんは、愛知県のご出身。大阪 辻調理師学校、同フランス校で料理を学び、地元・愛知のフレンチレストランを経て、代々木の人気フレンチレストラン「レストラン キノシタ」でスーシェフを務めました。
その後、2005年には目黒の「キャスクルート」でシェフに就任。2007年に独立し、自身のフレンチレストラン「レストランOGINO」をオープンさせました。さらに、通販事業や惣菜販売店なども展開し、その経営手腕も高く評価されています。
そして、2021年には、満を持してオープンした日本料理店「赤坂 おぎ乃」が、なんと開店からわずか9ヶ月という異例のスピードで『ミシュランガイド東京2021』にて一つ星を獲得。その確かな腕とセンスで、食通たちを魅了しています。
個性豊かな才能を発揮する父・片岡鶴太郎さん
一方、父親である片岡鶴太郎さんは、俳優としてだけでなく、お笑いタレント、画家、書道家、そしてヨガの指導者としても多才な才能を発揮しています。
独特のキャラクターとユーモアセンスで、長年にわたり多くのファンを魅了し続けている鶴太郎さん。近年では、そのストイックなヨガの実践や、味わい深い書画作品なども注目を集めています。
驚きの親子関係！いつ、どのように明らかになったのか？
これだけ活躍のジャンルが異なるお二人が親子であるという事実は、意外に知られていませんでした。メディアで大々的に公表されたわけではありませんが、鶴太郎さんのブログやインタビューなどで、息子である荻野聡士さんのことに触れることがあり、徐々に知られるようになりました。
特に、荻野聡士さんがミシュランの星を獲得した際には、鶴太郎さんが自身のブログで喜びを爆発させ、多くの祝福のコメントが寄せられました。
心温まる親子エピソード：料理で繋がる二人の絆
そんなお二人には、心温まる親子エピソードがいくつか存在します。
その一つが、2022年7月にNHKの朝の情報番組「あさイチ」で実現した親子共演です。この日の番組では、「Kira Kiraキッチン」のコーナーに荻野聡士さんが日本料理のシェフとして登場し、夏にぴったりの冷製麺のレシピを伝授しました。
スタジオには父親である鶴太郎さんも出演しており、念願だったという親子共演に笑顔を見せていました。番組中では、鶴太郎さんが「実は去年の7月に彼の店に行って修業したんです。どうしても料理を覚えたくて」と明かす場面も。息子である聡士さんのもとで、料理の腕を磨いていたというエピソードは、二人の深い絆を感じさせます。
鶴太郎さんは、修業中に教わったゴボウの金山寺味噌を自身のオリジナルメニューに取り入れているそうで、親子の間で料理を通じた交流があることが伺えます。
家族の支えがあってこそ：それぞれの道を歩む息子たち
片岡鶴太郎さんには、聡士さんの他に、画家の次男・荻野綱久（おぎの つなひさ）さんもいらっしゃいます。それぞれの分野で才能を開花させている息子たちを、鶴太郎さんは温かく見守り、応援していることでしょう。
ミシュランの星を獲得した聡士さんの快挙を、誰よりも喜んだのは、きっと父親である鶴太郎さんだったはずです。ブログでの喜びのコメントからも、その様子が目に浮かびます。
これからの活躍に期待！親子それぞれの道
父親譲りの才能と、自身の努力で日本料理界を牽引する存在となった荻野聡士シェフ。そして、常に新しいことに挑戦し、私たちを驚かせ楽しませてくれる片岡鶴太郎さん。
それぞれの道を歩みながらも、深い絆で結ばれたお二人の今後の活躍から、ますます目が離せません。
まとめ
今回は、人気日本料理店「赤坂 おぎ乃」のオーナーシェフ・荻野聡士さんと、その父親である片岡鶴太郎さんの親子関係に焦点を当て、親子エピソードや家族についてご紹介しました。
